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​6月 後半

この時期は 写真を撮るのに忙しい。 被写体が あちらこちらに あるものね。
大きくなったね
サクラ にいた マイマイガの幼虫。
 
毒はない というけれど、まだ触ったことはない。
 
以前、研修会の講師が、毒はないと説明した 毛虫が腕にいたので、そのままにしておいたら、じきにミミズ腫れになった。
以後、不用意に触らなくなった。
 
コガネムシの仲間
朽ち木にいた クロハナムグリ。
割れ目を 覗き込んだりしながら、あわただしく行っちゃた。
また休眠するの?
ヒオドシチョウ
蛹で越冬して 羽化したのに、しばらくして また休眠するそうな。
どれくらい 眠るのかな?
 
図鑑によると、産卵は翌年の春とある。
 
カミキリムシの仲間
根元にも 繊維状の木屑が落ちている。
蛹で越冬した カミキリムシは、孵化して 幼虫になると
材の奥へ移動する。 その木屑を外に出したのだと思うけど・・・。
 
時期的には、既に成虫になって 飛び立っている頃だが。
 
もう 来春の準備
マルバアオダモ。野球のバットの材料になる。
 
枝の先端にある 紫っぽいものが、冬芽で
この形で越冬して、来春 枝葉を伸ばしていく。
 
梅雨の頃には、もう冬芽ができているんだねェ。
まだ 小さいね。
 
 
雨の日 ・・・
   食跡
シカが皮をはがした跡。
剥いだ高さ と 長さから 推定すると、カモシカ かな。
 
冬にも、雪上に足跡を見ている。
 
別の場所でのことだけど、冬、クロカンで滑っていたときに
木の根元で、 反芻している カモシカに 出会った。
突然のことで、こちらも ビックリ したけれど、カモシカも全身で緊張したのがわかった。
 
距離を置いて、そっと見ていたら、こちらを注意しながら、そのままの姿勢で、反芻を続けた。年配者のようだった。
 
後日、また出会った。
 
それからは、会えるのを楽しみにして 出かけるようになった。
 
その年は積雪が深く、いつまでも春がこなかった。
 
積雪は膝上のまま
雪が解けないので、山に食べるものがなくなり、 山の動物達の飢死のニュースが聞かれるようになった頃
 
沢の中で倒れている カモシカを見つけた。
あのカモシカだった。
 
既に 息はなかった。
 
涙が出て、止まらなかった・・・
 
そんな 春もある。
 
葉の裏で 雨から体を守るのは、わかるのだけど
濡れぼそっているのは ナゼ?
 
濡れたままでいて、体が冷えないのかな? フム・・・。
 
 
 
 
 
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